マンジャロとオゼンピックの違いは?治療ではどっちが痩せるかや副作用の差を解説

マンジャロとオゼンピックの違いは?治療ではどっちが痩せるかや副作用の差を解説

マンジャロとオゼンピックの違いは、作用のメカニズムと治療による減量効果の程度です。

GLP-1受容体とGIP受容体の2つに働きかけるマンジャロを使った治療の方が高い減量効果が期待できます。

マンジャロとオゼンピックの違い

マンジャロによる治療の方が減量効果は高いとされますが、オゼンピックにも一定の効果は期待できます。

日本で行われたGLP-1製剤関連の研究では、マンジャロによる治療で平均-9.5kg、オゼンピックによる治療では平均-4.4kgの体重減少が報告されました。

マンジャロとオゼンピックはどっちが痩せる?

マンジャロとオゼンピックは値段にも違いがあり、1か月あたりの価格が安いのはオゼンピックです。

ただし、最近は注射薬の供給が安定してきたことから、オゼンピックとマンジャロが同程度の価格で処方されるクリニックも。

注射薬の相場は1か月あたり20,000〜30,000円で、現在は初診からオンライン診療でも処方してもらえます。

マンジャロとオゼンピックの料金表

名称マンジャロ
2.5mg
オゼンピック
2.0mg
クリニックフォア
クーポンを見る>>
19,115~
31,900円
29,700円
イースト駅前
クリニック
クーポンを見る>>
16,440~
19,200円
なし
elife
(イーライフ)
29,980円26,900円
デジタルクリニック27,500円26,125円
DMMオンライン
クリニック
31,900円24,200円

税込み/自由診療

目次

【効果の違い】マンジャロとオゼンピックによる治療はどっちが痩せるかの検証結果

「マンジャロとオゼンピックの治療はどっちが痩せるか」に関しては、多くの研究でマンジャロによる治療の方が減量効果が高いと結論付けられています。

特に、治療期間が長い場合の減量効果の違いは明らかで、約2倍の差が出た臨床研究もあります。

たとえば1,800名以上の男女を対象とした研究での減量効果は、マンジャロが-11.2kg、オゼンピックが-5.7kgでした。

マンジャロとオゼンピックの
治療の結果の比較データ

マンジャロ5mg−7.6kg
マンジャロ10mg−9.3kg
マンジャロ15mg−11.2kg
オゼンピック1.0mg−5.7kg

マンジャロを使用した治療の複数の研究を分析すると、平均して7〜10kgの減量効果が期待できることが分かります。

オゼンピックによる治療はマンジャロによる治療に比べると減量効果は穏やかで、変化の目安は-4〜6kg程度です。

なお、効果の現れ方は、もとの体型・投与量・食習慣・運動習慣によっても変わります。

*臨床試験の概要

試験名SURPASS-2
対象者成人で肥満症の2型糖尿病患者 1879名
期間40週間
治療の
結果
体重減少量
チルゼパチド群:7.6〜11.2kg
セマグルチド群:5.7kg
参考Tirzepatide versus Semaglutide Once Weekly in Patients with Type 2 Diabetes

マンジャロ(チルゼパチド)による治療の減量効果の目安は7〜10kg

国内外で行われた服数の臨床研究の結果から推測すると、マンジャロ(チルゼパチド)による治療の減量効果の目安は7〜10kg程度です。

海外で行われたマンジャロの有効性がわかる研究*では、40週間の治療で平均12.4kgの減量効果が報告されました。

*臨床試験の概要

試験名SURPASS-2
対象者成人で肥満症の2型糖尿病患者1,879名
期間40週間
治療の
結果
体重減少量
チルゼパチド群:7.6〜11.2kg
セマグルチド群:5.7kg
参考Tirzepatide versus Semaglutide Once Weekly in Patients with Type 2 Diabetes

多くの治療に関する研究を分析すると、体重に変化が現れ始めるまでには1~3か月ほどかかることがわかります。

また、研究データのグラフを見るとわかるとおり、マンジャロの1か月あたりの体重の変化量は平均2kg程度です。

治療で何kg痩せられるのかには個人差がありますが、多くの研究では、肥満度が高いほど痩せやすい傾向があると結論付けられています。

オゼンピック(セマグルチド)による治療の減量効果の目安は4〜5kg

オゼンピック(セマグルチド)による治療の減量効果の目安は4~5kg程度で、1か月に1kgペースの体重減少が見込めます。

海外で行われた研究では、オゼンピック40週間の治療で減量効果は平均−6.5kgでした。

オゼンピックの臨床研究
治療の結果まとめ

スクロールできます
試験名0.5mg1.0mg期間対象者
SUSTAIN1−3.73kg−4.53kg30週間未治療の2型糖尿病患者388名
SUSTAIN2−4.3kg−6.1kg56週間経口糖尿病薬を服用中で血糖管理が不十分な2型糖尿病患者1,231名
SUSTAIN3データなし−5.6 kg56週間経口糖尿病薬を服用中で血糖管理が不十分な2型糖尿病患者813名
SUSTAIN4−3.47kg−5.17kg30週間インスリン未治療の2型糖尿病患者1,089名
SUSTAIN5−3.7kg−6.4kg30週間血糖管理が不十分な2型糖尿病患者397名
SUSTAIN7−4.6kg−6.5kg40週間過体重または肥満の成人18,386名
SUSTAIN8データなし−5.3kg52週間メトホルミンを服用中で血糖管理が不十分な2型糖尿病患788名
SUSTAIN9−3.81 kgデータなし30週間SGLT2阻害薬で血糖管理が不十分な2型糖尿病患者302名
SUSTAIN10データなし−5.8kg30週間1〜3種類の経口糖尿病薬服用中で血糖管理が不十分な2型糖尿病患者577名
SUSTAIN11データなし−4.1 kg52週間メトホルミンと基礎インスリン治療中で血糖管理が不十分な2型糖尿病患1,748名

オゼンピックは「SUSTAIN」と呼ばれるシリーズの研究で有効性が確認されており、どの臨床試験でも0.5mgよりも1.0mgを使った治療の方が体重減少率が高いと報告されています。

マンジャロよりも体重の変化は穏やかですが、臨床研究の結果から、オゼンピックによる治療も高い減量効果が期待できることがわかるでしょう。

効果の高い薬は?医療ダイエットに使われる中ではマンジャロによる治療の減量効果が高い

国内では10種類以上の薬がメディカルダイエットに使用されています。

特に治療による減量効果が高いのは「マンジャロ」であると考えられています。

GLP-1製剤の研究
治療の結果まとめ

商品名治療の結果作用の対象
マンジャロ−4.56〜9.46kgGLP-1受容体
GIP受容体
オゼンピック−3.84〜4.39kgGLP-1受容体
リベルサス−0.08〜2.62kgGLP-1受容体
サクセンダ−0.6kgGLP-1受容体

実際に日本人を対象に行われたGLP-1製剤に関連する分析では、マンジャロによる治療の効果はオゼンピック・リベルサス・サクセンダに比べて高かったと報告されました。

マンジャロは、2つの受容体に作用することによる相乗効果が期待できるため、治療による効果が高いと考えられています。

*臨床試験の概要

試験名GLP-1受容体作動薬の比較したネットワークメタ解析
(18件のランダム化比較試験を統合した解析)
対象者日本人2型糖尿病患者
期間2023年7月までに発表された文献を対象とした系統的検索
治療の
結果
体重の平均差
セマグルチド皮下注 1.0 mg:-5.07 kg
セマグルチド経口 14 mg:-6.84 kg
参考Effect of tirzepatide on glycaemic control and weight loss compared with other glucagon-like peptide-1 receptor agonists in Japanese patients with type 2 diabetes mellitus

マンジャロとオゼンピックはそれぞれの治療で痩せるメカニズムにも違いがある

マンジャロとオゼンピックは、治療により痩せるメカニズムにも違いがあリます。

オゼンピックを使用した治療は、「GLP-1受容体」に働きかけることで、脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える効果を発揮します。

マンジャロを使用した治療は「GLP-1受容体」に加えて「GIP受容体」にもするので、脂肪代謝を促す効果も期待できます。

マンジャロによる治療オゼンピックによる治療
GLP-1受容体
GIP受容体の両方に作用
GLP-1受容体に作用
GLP-1受容体…満腹中枢を刺激
GIP受容体…脂肪細胞にアプローチ
GLP-1受容体…満腹中枢を刺激
食欲の抑制
+
脂肪代謝の促進
食欲の抑制
マンジャロはGLP-1受容体×GIP受容体の
相乗効果が期待できる

GLP-1は食欲を抑制したり満腹感を維持したりする作用があるホルモン

GLP-1は、食欲を抑えたり、胃の動きをゆるやかにして満腹感を持続させたりする働きがあるホルモンです。

食後に小腸から分泌され、GLP-1受容体と結合し、脳の満腹中枢や胃腸に働きかけます。

マンジャロやオゼンピックの有効成分は、GLP-1と同じような作用を持ち、GLP-1の代わりに受容体と結合することで、さまざまな効果をもたらします。

GLP-1受容体作動薬による
治療の仕組み
  1. 薬の成分とGLP-1受容体が結合する
  2. 結合体が脳の満腹中枢に作用する
  3. 食欲が抑制され空腹を感じにくくなる
  4. 食事の量や回数が減る
  5. 脂肪がエネルギーとして使われて体重が減る

人間の体内で自然に分泌されるGLP-1ホルモンは作用時間が短く、効果が持続するのは数時間程度と考えられています。

一方でマンジャロやオゼンピックの作用時間は長く、1回の投与で1週間ほど効果が持続することが特徴です。

GIPには脂肪代謝を促進させる効果が期待できるホルモン

GIPホルモンは、GIP受容体と結合すると脂肪細胞に作用し、脂肪代謝を促進する効果が期待できます。

GIP受容体作動薬による
治療の仕組み
  1. 薬の成分とGIP受容体が結合する
  2. 脂肪代謝に関わる酵素が活性化する
  3. 脂肪の分解が促進される
  4. 体重が減る

マンジャロに含まれる成分は、GIPの代わりにGIP受容体に結合し、脂肪代謝に関わる酵素を活性化させます。

その結果、脂肪細胞で酵素が働き、脂肪の分解が促進されて治療により体重減少につながるのです。

【副作用の違い】マンジャロはオゼンピックより嘔吐や吐き気が起こりやすい

マンジャロとオゼンピックの副作用を比較した研究では、嘔吐や吐き気の起こりやすさに違いがあることが報告されています。

嘔吐や吐き気の副作用が特に起こりやすいのはマンジャロで、17〜22%の方が投与を中止するほどの吐き気を訴えたとする報告も。

なお、嘔吐や吐き気以外の副作用については、マンジャロとオゼンピックで大きな差はないとされています。

▼副作用比較の研究結果*

副作用マンジャロオゼンピック
悪心17〜22%18%
嘔吐6〜10%8%
下痢13〜16%12%
低血糖0.2〜1.7%0.4%
膵炎1%未満1%未満

出典:2型糖尿病患者における週1回投与のチルゼパチドとセマグルチドの比較

マンジャロとオゼンピックは、どちらも胃腸関連の副作用が起こりやすく、対象者の40%が症状を経験したというデータもあります。

胃腸関連の副作用は、注射薬の投与を続けると徐々に落ち着くケースが多いです。

一方で、低血糖や膵炎(すいえん)の発現率は高くありませんが、放っておくと悪化することもあるので、症状に気づいたらすぐに受診してください。

GLP-1受容体関連製剤の
副作用と注意点
  • 吐き気/嘔吐/下痢など
    • こまめな水分補給で脱水を予防
    • 投与を継続すると徐々に落ち着くことが多い
  • 吐き気を伴う激しい腹痛が持続
    • 急性膵炎の可能性があるため使用を中止
    • 必ず病院を受診し医師に相談
  • 強い空腹感/冷汗/頭痛など
    • 低血糖症状の可能性が高いため糖分を補給

*臨床試験の概要

試験名SURPASS-2
対象者成人で肥満症の2型糖尿病患者 1879名
期間40週間
結果悪心(吐き気)
チルゼパチド群: 17〜22%
セマグルチド群: 18%
下痢:
チルゼパチド群 :13〜16%
セマグルチド群 :12%
嘔吐:
チルゼパチド群 :6〜10%
セマグルチド群: 8%
食欲減退:
チルゼパチド群 :7〜9%
セマグルチド群: 5%
参考A Study of Tirzepatide [LY3298176] versus Semaglutide Once Weekly as Add-on Therapy to Metformin in Participants with Type 2 Diabetes

【値段の違い】どっちが安い?マンジャロはオゼンピックよりも高額

マンジャロとオゼンピックは値段に違いがあり、1か月あたりの金額が安いのはオゼンピックです。

「マンジャロ」は1か月あたり20,000〜30,000円程かかりますが、「オゼンピック」なら15,000円程度に抑えられます。

薬剤マンジャロオゼンピック
1か月の
目安
20,000〜
30,000円
15,000〜
20,000円
1か月の
本数分
4本0.5〜2本

どちらも医療ダイエットや肥満症の治療で使用する場合は、健康保険が適用されないため、全額が自己負担です。

また、医療機関によっては、処方の際に診察代や検査代がかかることもあります。

【料金表】マンジャロの値段相場は1か月2~3万円

マンジャロの自由診療による値段相場は、1か月2~3万円です。

1週間に1本を消費するため、1か月あたり4〜5本を使用します。

多くの医療機関では1本単位ではなく、1か月単位(4本セット)で処方されています。

マンジャロ人気院の料金表

スクロールできます
名称マンジャロ2.5mg
単月処方
マンジャロ2.5mg
1か月毎定期便
診察送料
クリニックフォアクーポン価格
1か月あたり
23,900円※1
クーポン価格
1か月あたり
19,115円※1
無料
※2
1,100円
イースト駅前クリニッククーポン価格
17,400円
クーポン価格
16,440円
無料無料
elife
(イーライフ) 
29,980円29,980円無料無料
デジタルクリニック27,500円27,500円1,650円1,100円
DMMオンラインクリニック31,900円30,900円無料550円

※1:マンジャロ皮下注2.5mgアテオス1ヵ月定期に「INJE8000」を適用した場合の金額/2回目以降は通常価格/別途配送料1,100円/クーポンは1ユーザーあたり1回のみ利用可能※2:クーポンコード[INJE8000]を決済でご利用した場合。クーポン未適用かつお薬が処方されなかった場合は、診察料税込1,650円が発生します。税込み/自由診療

【料金表】オゼンピックの値段相場は1か月1.5~2万円

オゼンピックの値段相場は、自由診療で1か月1.5~2万円で、投与量によって相場は異なります。

1本あたり2.0mgの薬剤が入っており、1回に投与する量はメモリで調整が可能です。

オゼンピックの投与量と相場

0.25mg(最小量)15,000〜20,000円
0.5mg18,000〜30,000円
1.0mg25,000〜40,000円
2.0mg(最大量)30,000〜60,000円

オゼンピックを打つ頻度は、1週間に1回だけです。

最小量の0.25mgずつ投与する場合は、1か月に1.0mg(オゼンピック0.5本分)を消費します。

最大量の1.0mgずつ投与する場合、1か月に使う量は4.0mgで、オゼンピック2本分に相当します。

オゼンピック1本人気院の料金表

スクロールできます
名称オゼンピック
1本の料金
診察送料
クリニックフォア29,700円1,650円1,100円
elife(イーライフ) 26,900円無料無料
デジタルクリニック26,125円1,650円1,100円
DMMオンライン
クリニック
24,200円無料550円

税込み/自由診療

保険適用でもマンジャロの値段よりオゼンピックの方が安い

保険適用でも、マンジャロよりもオゼンピックの方が値段は安いです。

▼保険適用(3割自己負担)の値段

薬剤マンジャロオゼンピック
最小量
1か月
2,310円1,670円
最大量
1か月
13,850円13,380円

保険診療の薬の値段(薬価)は、国が基準を定めているため、どの病院で処方してもらっても価格は変わりません。

なお、マンジャロやオゼンピックは2型糖尿病の治療以外では保険適用されない点に注意が必要です。

肥満や肥満症の診断を受けている場合であっても、保険適用外となります。

【使い方の違い】マンジャロはオゼンピックより簡単に使える

マンジャロとオゼンピックには使い方にも違いがあり、簡単に使えるのはマンジャロです。

マンジャロオゼンピック
1回1本使い切り
※ダイヤルなし
ダイヤルを回し
投与量を調整
針は本体に附属自分で針を装着
週に1回注射週に1回注射

マンジャロは1回1本使い切りタイプで、針が本体についているため、キャップを開けてボタンを押すだけで投与できます。

一方でオゼンピックは、注射前に針を付けたりダイヤルを調整したりと、投与前に準備が必要です。

マンジャロ1.キャップを外す
2.ボタンを押す
オゼンピック1.キャップを外す
2.針の装着
3.ダイヤルを調整
4.ボタンを押す

【違いまとめ】マンジャロとオゼンピックは目標や予算にあわせて選択

マンジャロとオゼンピックの主な違いは、治療による減量効果の高さと値段です。

副作用には大きな違いはないとされているため、「目標体重」と「予算」に応じて選びましょう。

治療による効果の高さを重視したいならマンジャロ、費用を抑えて注射薬を試したい場合はオゼンピックがおすすめです。

マンジャロとオゼンピックの違い

薬剤マンジャロオゼンピック
治療効果
の目安
7〜10kg4〜5kg
1か月の相場
減量
20,000~
30,000円
15,000円
1か月の相場
2型糖尿病
2,310円1,670円
使い方針の装着なし針の装着あり
おすすめ効率を重視したい費用を抑えたい

マンジャロとオゼンピックの共通点

薬剤マンジャロオゼンピック
副作用胃腸関連症状
低血糖
急性膵炎
胃腸関連症状
低血糖
急性膵炎
投与頻度週に1回週に1回
保険適用
の条件
2型糖尿病2型糖尿病

オゼンピックは安い価格で注射薬を試したい人におすすめ

安い価格でGLP-1の注射薬を試したい人やマンジャロは最終手段に残したい方には、オゼンピックがおすすめです。

オゼンピックは自由診療でも月額1.5万〜2万円が相場で、マンジャロよりも始めやすい価格帯です。

オゼンピックのメリット
  • マンジャロよりも安い
  • 効果や副作用のデータが多い
  • ゴミが増えにくい
オゼンピックのデメリット
  • 針装着やダイヤル調整が必要
  • 取り扱いのあるクリニックが少ない

オゼンピックは有効性を確認するための研究も数多く行われており、効果や副作用の信頼できるデータが多いのもポイントです。

数多くの臨床研究から、治療で痩せる仕組みや副作用の傾向がわかっているのは心強いでしょう。

マンジャロによる治療は効率的にしっかりと体重を落としたい人におすすめ

治療により効率的にしっかりと体重を落としたい人には、マンジャロがおすすめです。

値段はオゼンピックよりもやや高額ですが、安いクリニックを探せば無理なく投与を続けられます。

マンジャロのメリット
  • 治療により期待できる効果が高い
  • 針の取り付けがなく使い方が簡単
  • 人気があるため取り扱い院が多い
マンジャロのデメリット
  • オゼンピックより価格が高い
  • ゴミが増えやすい

マンジャロのデメリットには、注射器のゴミが増えやすいことが挙げられます。

週に1回1本を消費するので、1か月では4〜5本の使用済み注射器が残ります。

注射針は一般ごみとして捨てられない場合が多く地域によって捨て方が異なるので、事前に確認しておくと安心です。

オゼンピックからマンジャロへ切り替える際の用量は2.5mgから

オゼンピックの投与量に関わらず、マンジャロへ切り替える際は最低用量の2.5mgから始めます。

マンジャロへ切り替えるタイミングは、オゼンピックの最終投与から7日以上経ってからです。

連続で投与したり、併用したりすると低血糖の副作用が出やすくなるため、必ず7日以上は期間をあけましょう。

切り替え用のマンジャロを処方してもらう場合は、必ず医師にオゼンピックを投与中であると伝えてください。

治療で痩せないことはある?マンジャロやオゼンピック使用時の注意点

マンジャロやオゼンピックは魔法の薬ではないので、摂取カロリーを減らさなければ痩せるのは難しいでしょう。

効果を期待するには、食事量を減らしたり脂質や糖質を控えたりするなど、生活習慣を見直すことが大切です。

マンジャロやオゼンピック使用時の注意点
  • 副作用のリスクがある
  • 治療で痩せないこともある
  • 処方してもらえない人もいる
  • オゼンピックとマンジャロの併用は不可

マンジャロやオゼンピックの使い始めには、吐き気や嘔吐、胃のむかつきなどの副作用が出やすい傾向があります。

また、起こる可能性はまれですが、低血糖・急性膵炎などの副作用にも注意が必要です。

治療で痩せない原因は?投与量が少ないと効果が出にくいため増量が必要

マンジャロやオゼンピックの治療で痩せない原因の一つは、投与量が少ないことが考えられます。

薬の量が少ないと効果が出にくいことがあるため、「効果を実感できない」と感じたら、増量を検討し医師に相談しましょう。

マンジャロやオゼンピックは投与量が多いほど、治療による減量効果が高まる傾向があります。

▼各薬剤の投与量

マンジャロ2.5mg
5.0mg
7.5mg
10.0mg
12.5mg
15.0mg
オゼンピック0.25mg
0.5mg
0.75mg
1.0mg

誰でも使える?糖尿病の診断はなくても処方してもらうことが可能

マンジャロやオゼンピックは糖尿病の診断がなくても、処方してもらうことが可能です。

ただし、誰でも使用できる薬ではなく、BMI値が低く使用が不適切と医師が判断した場合や、妊娠中・授乳中の女性は処方してもらえません。

マンジャロやオゼンピックが使えない人
  • 痩せ型で投与が不適切と医師が判断した人
  • 1型糖尿病の人
  • 妊娠中、授乳中
  • 妊娠している可能性がある人
  • 小児
投与に注意が必要な人
  • 急性膵炎の既往歴がある人
  • 胆石症の既往歴がある人
  • 重度の胃腸障害がある人
  • 糖尿病治療薬を服用している人

また、持病がある人や服薬中の人は、マンジャロを使うことで副作用リスクが高まる可能性があります。

副作用を起こりにくくするためにも、病歴や飲んでいる薬は診察の際に必ず伝えてください。

オゼンピックとマンジャロの併用は低血糖のリスクが上がるため不可

オゼンピックとマンジャロを併用すると、低血糖のリスクが上がるため、同時に使用することはできません。

治療による減量効果を高めたい場合は、オゼンピックからマンジャロへ切り替える方法が有効と考えられます。

また、一部の薬を併用可としている医師もいるため、薬を増やしたい場合は医師に相談してください。

医師の判断で併用可能な医療ダイエット薬

スクロールできます
薬剤名効果副作用
カナグル糖質カット低血糖/腎盂腎炎/脱水外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎/尿量増加/口渇/便秘/頻尿/膀胱炎/性器感染症など
ルセフィ糖質カット低血糖/腎盂腎炎/脱水/ケトアシドーシス/尿量増加/口渇/便秘/頻尿/膀胱炎/性器感染症など
ジャディアンス糖質カット低血糖/腎盂腎炎/脱水外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎/尿量増加/口渇/便秘/頻尿/膀胱炎/性器感染症など
メトホルミン食欲の抑制低血糖/乳酸アシドーシス/肝機能障害/黄疸/横紋筋融解症/下痢/悪心/嘔吐/腹痛など

オゼンピックとマンジャロの違いは?効果や副作用に関するQ&A

オゼンピックとマンジャロの違いには、効果・副作用・値段などが挙げられます。

効果や副作用に違いがあるのは、有効成分や作用する受容体の数が異なるためだと考えられています。

効果マンジャロによる治療の方が減量効果が高い
副作用マンジャロの方が嘔吐や吐き気が起こりやすい
値段の目安オゼンピックの方が安い
保険適用どちらも2型糖尿病のみが保険適用の対象
投与頻度どちらも週に1回のみ注射

違いを確認しても薬剤を決められない場合は、オンライン診療や病院で医師の判断に任せるのがおすすめです。

また、効果や副作用に関するよくある疑問を解決しておけば、より自分に合った薬が選びやすくなります。

マンジャロによる治療をやめるとリバウンドする?

マンジャロによる治療をやめると、食欲が戻って食事量が増えてしまい、リバウンドすることもあります。

臨床研究*の結果から元の体重まで戻るケースは少ないと考えられますが、数kgの体重増加を経験する方は多いです。

薬の量を徐々に減らしたり、別の薬に変えて投与を継続したりなど、治療後のリバウンドを防げると考えられている方法はいくつかあるため、不安な場合は医師に相談しましょう。

*臨床試験の概要

試験名SURMOUNT-4
対象者36週間のチルゼパチド治療により10%以上の体重減少を達成した肥満の成人670名
期間36週間
結果リバウンド率
25%未満: 54名
25%〜50%未満: 77名
50%〜75%未満: 103名
75%以上: 74名
参考SURMOUNT-4: Weight Reversal Post Tirzepatide Withdrawal

リベルサスとマンジャロはどっちがいい?

リベルサスとマンジャロのどっちがいいかは、予算や目標体重を医師に伝えて判断してもらうのがおすすめです。

治療による減量効果はマンジャロの方が高いと考えられていますが、体型や体重によってはリベルサスでも十分な効果が期待できます。

【リベルサスがおすすめな人】

  • 費用を抑えてたい人
  • 注射薬に抵抗がある人

【マンジャロがおすすめな人】

  • 治療効果の高さを重視したい人
  • 毎日の服薬が難しい人
  • 朝に時間の余裕がない人

リベルサスは毎朝服用し、投与後30分間は飲食が一切できません。

あまり知られていませんが、飲み方のルールが厳しく、朝に時間の余裕がない方は服用を続けるのが難しいこともあります。

値段や減量効果はもちろん、医療ダイエット薬を選ぶ際は、続けやすさも考慮すると失敗しにくいです。

薬剤リベルサスマンジャロ
形状内服薬注射薬
投与頻度毎日
※必ず朝に服用
※服用前の飲食は禁止
※服用後30分は飲食禁止
週に1回
治療の
効果
食欲の抑制食欲の抑制

脂肪代謝の促進
値段10,000~20,000円/月20,000~30,000円/月

マンジャロは内臓脂肪に効く?

マンジャロによる治療では、体重減少の効果だけでなく、内臓脂肪も減らす効果があると考えられています。

2型糖尿病ではない過体重・肥満の成人を対象とした臨床試験*では、72週間の治療で内臓脂肪の量が平均40.1%減少したことが報告されました。

内臓脂肪が減少すると、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクも下げられます。

*臨床試験の概要

試験名SURMOUNT-1(サブスタディ)
対象者2型糖尿病ではない過体重・肥満の成人160名
期間72週間
治療の
結果
体重変化:−21.3%
体重減少の割合:脂肪量74%/その他26%
ウエストの周囲長の変化:−18.1cm
内臓脂肪量の変化:−40.1%
参考Body composition changes during weight reduction with tirzepatide in the SURMOUNT-1 study of adults with obesity or overweight

マンジャロの代わりになる同じ効果の薬は?

マンジャロの代わりになる同じ効果の薬は、成分が同一の「ゼップバウンド」です。

国内ではマンジャロとゼップバウンドは、それぞれ異なる効果が承認されていますが、成分が同一であるため効果も同じだと考えられます。

薬剤マンジャロゼップバウンド
用量2.5mg
5mg
7.5mg
10mg
12.5mg
15mg
2.5mg
5mg
7.5mg
10mg
12.5mg
15mg
有効成分チルゼパチドチルゼパチド
承認2型糖尿病肥満症

ゼップバウンドは肥満症治療薬として承認されている薬で、肥満症の治療に使用する場合、特定の条件を満たすと保険適用です。

条件には、BMI27以上であることや高血圧・脂質異常・糖尿病の治療を受けていることなどが挙げられます。

指定された病院で、6か月以上の食事療法や運動療法など生活習慣の改善を行っても、改善が得られない場合が対象です。

ゼップバウンド
保険適用の条件
  • BMI35以上または
    BMI27以上で高血圧/脂質異常/糖尿病
  • 指定病院で専門医が診察
  • 6か月以上の食事療法を実施
  • 6か月以上の運動療法を実施

■未承認薬に関する注意事項
未承認医薬品等 異なる目的での使用:マンジャロ/オゼンピック/リベルサスは、国内で肥満や肥満症治療を目的とした使用の承認を受けていません。
入手経路等:国内医薬品販売代理店
国内の承認医薬品等の有無:国内で肥満症の承認を受けた医療用医薬品には、ウゴービ・ゼップバウンドがあげられます。
諸外国における 安全性等に係る情報:低血糖・急性膵炎・胃腸障害等のリスクがあります。
医薬品副作用 被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、 国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

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