変形性膝関節症に対する再生医療
変形性膝関節症という疾患があります。多くは加齢性に進行する膝関節の慢性炎症性疾患ですが、若い頃に外傷をきっかけに発症する方もいます。ある程度進行するとヒアルロン酸やステロイドホルモンを注射して炎症を抑えますが、何回も(多い人で100回)繰り返し注射して維持するのが精一杯な方もいます。結局は人工関節置換術という手術を受けられることが多く、術後のリハビリテーションも大変な作業となります。近年、医療技術の進歩によって開発された脂肪幹細胞を用いた再生医療は、炎症や障害を起こした組織の再生を促し、手術を可能な限り延期する一つの手段として、評価されています。しかし、この治療はどこでもできるというわけではなく、厚生労働省から第二種再生医療等提供計画番号を取得した医療施設でしかできません。当院は昨年11月に取得し、準備万端です。膝関節症でお悩みの方、是非、当院にご相談ください。
犀星の杜クリニック六本木