日本は今ホタル真っ盛りですね。ホタルの光は幻想的で光が優しくて、暗闇で見ていてとても癒されます。成虫は約1週間で死滅してしまいます。そのはかなさは桜に通ずるところがあります。日本人のこころに何か染み渡るようなものがありますので、人気なのかもしれません。最近はホタルを見るのも至難の業で、京都や鶴岡などにも遠征したことがあります。筑波山の麓でも観察できるところがありまして、つくば時代は良く行きました。東京に来てからは、放流ホタルぐらいしかチャンスは無いのですが、先日、鶴岡八幡宮の放流ホタルを眺めてきました。神社の境内で見られるので、風情がありいい感じでした。浴衣を着たくなりますね。海外でもホタルを見たことがあります。留学先のテキサスでも見ましたが、ホタルが大振りでしかも夕方までしか光っていません。日没後は見られなくなるのです。夜は危険が多いからでしょうか。ホタルも配慮しているのかも知れません。あとはタイで見ました。こちらは飛ぶというよりも、木の枝に止まって光るので、クリスマスツリーみたいになります。ただ、暑いので日本のような風情はありません。やっぱり、日本が一番のような気がします。

犀星の杜クリニック六本木