今日のことですが、近くの公園を歩いていたところ、何とも言えないフルーティな香りに気が付きました。9月下旬から咲く金木犀の花でした。かなりインパクトのある香りなので、気が付かない人はいないと思います。私は結構この香りが好きなのですが、好き嫌いがはっきりしているそうで、ヨーロッパの人々はあまり好まれないのだそうです。香水にすると単調できついのかもしれません。しかし、いつまでも人々の印象に残る素敵な香りですよね。桜は香りはさほどありませんが、花が絢爛なので人々の関心を強く寄せます。一方、金木犀は花が小さいので、いつ咲いたかわかりません。匂いで花が咲いたことがわかります。そういうところが花言葉の”謙虚”の由来だそうです。私のクリニックも金木犀のように目立たないですが、私が放つ芳香?が漂い知られていくようになればいいなと思います。派手ではありませんが、謙虚にこれからも金木犀のように佇んで行きたいものです。

犀星の杜クリニック六本木