Will Smith主演の映画ですが、”Collateral Beauty”は何と訳すのでしょうか。映画では”おまけの幸せ”と訳していました。主人公は娘を6歳の時に脳腫瘍で亡くしております。それ以降、立ち直れずとうとう離婚もして、経営する会社も手放してしまいました。誰に聞かれても娘のことは名前すら言えないほど、精神的なダメージを受けていたのです。再び元の奥さんと出会って、しかし、Wiiはなかなか心を開けません。彼女は娘さんが病院で生死をさまよっている時、隣に座っていた老女が「悲しみの向こうにはおまけの幸せがあるんだから、見逃しちゃだめよ」と声をかけられたのです。その2年後に彼女はその意味がわかったとWillに話します。「自分は人の輪の中で支えられて生きているんだと、そのことを幸せに感じなければならない」。Willには理解できなかったようですが、ある日、娘のビデオを見たことから、ついに娘の名を口にすることができたのです。大変、感動的な場面でした。自然に涙が流れてきました。Willの映画はいつも泣けます。私の大好きな俳優さんの一人です。

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