体性細胞の再生について
私たちの体はたくさんの種類の細胞(体細胞)によって形作られ,それらがもつ固有の機能が寄り集まって恒常性を維持しています.体細胞には寿命があり,役割を終えた細胞は新たな細胞に置き換えられます.そのスピードは組織によって異な […]
2026.02.10
iPS細胞の成り立ちとクローンについて
山中4因子 iPS細胞研究における最大の発見は,山中4因子と呼ばれる4つの遺伝子Oct4, Sox2, Klf4, cMycだけで,あらゆる体細胞が新たな多能性幹細胞(iPS細胞)になることを見出したことです。山中4因子 […]
2026.02.10
がんと免疫
リンパ球細胞のなかでもがん細胞を殺すのはナチュラルキラー(NK)細胞とキラーT細胞の2種類ですが、他にも両者の中間的な細胞が存在します。当院で行っている免疫療法はNK細胞療法です。 NK細胞療法 がん細胞はMHC抗原の発 […]
2026.02.10
NKT細胞標的治療とは?NK細胞療法との違い
NKT細胞療法の問題点 NKT細胞は、体内に非常に少数しか存在しない細胞です。通常、血液中のT細胞の約0.1%未満がNKT細胞であるため、十分な数の細胞を集めること自体が困難です。このため、体外で大量に増殖させる必要があ […]
2026.01.13
自己iPS細胞を作っておくメリット
DNA損傷は皮膚細胞においては30~40代ですでに始まっており、老化細胞が蓄積されると言われています。脳組織においては40歳以降でDNA損傷の増加が示唆されています。50歳以降ではがんの罹患率が増えることがわかっています […]
2026.01.13
膝関節疾患に対する再生医療の適応について
膝半月板損傷・断裂の疫学 世界的に見ますと、一般開業医を受診する半月板損傷の発生率は、年間1,000人中2人と推定されています (Belo et al. 2010)。日本人では、元々半月板が損傷しやすい円板状の人が多く、 […]
2025.07.08
コラム 幹細胞培養上清液からエクソソームまで
幹細胞は、周囲の細胞と同調したり、細胞の何らかの動きを誘導したりするために様々な物質を細胞外に分泌します。この物質には、生体防御に重要なサイトカイン、細胞の成長を促し、条件によっては分化誘導も行う成長因子(Growth […]
2025.06.12
細胞療法の将来
T細胞と呼ばれる免疫細胞の表面にあって免疫応答のブレーキ役(「免疫チェックポイント」と呼ばれる)として働くCTLA-4というタンパク質を発見し、がん治療の新たな道を切り開いたとして、ノーベル生理学・医学賞を受賞したジェー […]
2025.04.01
幹細胞上清液とがん治療
一般的に幹細胞の上清液は細胞増殖を促すサイトカインが含まれているため、がん患者さんへの使用は避けられています。しかし、上清液には細胞を自然死(アポトーシス)させるサイトカインや免疫能を上げたり、炎症を抑えたりするサイトカ […]
2024.07.25
神経系の再生医療に乳歯髄由来幹細胞培養上清液が著効
脳梗塞や脳出血後遺症で、まだ拘縮していない手足が不自由な方、軽度認知障害の方には乳歯髄由来幹細胞培養上清液治療が有効である可能性があります。乳歯髄由来の上清液には神経栄養因子や神経成長因子が多く含まれ、特に中枢神経系のダ […]
2024.07.08
