ビールと認知症
先般、アルツハイマー病の予防にビールに含まれるホップの苦みの成分が有効であることが明らかにされました。アルツハイマー病は加齢とともに脳内にアミロイドβというタンパクが蓄積することによって発症すると考えられています。ホップの苦みの元であるイソα酸はこのアミロイドβを除去する作用があることが動物実験で明らかにされました。では、ビールをしこたま飲めばいいかというと、アルコールの摂り過ぎはやはり脳にも内臓にも良くないことは周知の事実です。実はノンアルコールビールにもホップが使われていますので、健康の面からはこちらの方をお勧めします。私も7年前からノンアルコールビール派です。
犀星の杜クリニック六本木