業績
昨年から今年にかけて、私が筆頭著者1編と共著者2編の論文がパブリッシュされました。そこでこれまで私が関連した論文数を見直してみました。すると、英文が65編(うち筆頭が5編)、和文が41編(うち筆頭が13編)ありました。その他教科書などの分担が4編(うち筆頭が3編)でした。こうしてみると大学にいる先生たちとは比べものにならないほど少ないですが、そのおよそ9割が胆道関連の論文であるのが自慢です。自分なりには満足する内容に仕上がっています。今まで続けて来られたのは協力していただいている教授や共同研究者のお蔭です。あらためて感謝を申し上げます。また、これに満足することなく更に論文を発表し、胆道分野で世界的に貢献していきたいと考えています。
2015.03.17
放射線障害とビタミンC
先頃、防衛医科大の研究チームが高濃度ビタミンCが放射線障害を軽減するというマウスの実験結果を米科学誌に発表したというニュースが流れました。放射線照射により体内に発生した活性酸素を除去するというメカニズムです。ビタミンCの酸化防止効果は古くから知られていましたが、高濃度になると活性酸素などによるフリーラジカルを抑制します。フリーラジカルは細胞の遺伝子に作用し、変異を起こしたり、壊したりしますので様々な病態を引き起こします。特に有名なのは骨髄細胞に作用して白血球細胞を減少させたり、腸粘膜に作用し下痢を誘発したりします。このような変化は他の正常細胞にも起こり、発癌に繋がることも報告されています。抗癌剤でも同様のことが起こりますので、放射線障害を軽減するだけでなく、抗癌剤の副作用も軽減します。おそらく、放射線や抗癌剤による2次発癌も抑制することでしょう。投与量は人間に換算すると180gと報告していますが、100gぐらいでも2回投与すれば十分かと思われます。ようやく高濃度ビタミンCの効果が科学的に証明される時代になりました。
2015.02.07
ベッドの向こう側
最近、身内に不幸がありましてしばらく更新していませんでした。いつも医師側である自分が、今回初めてベッドの向こう側の立場に立つこととなりました。担当の医師や看護師の一挙手一頭足を見るにつけ、自分も患者さん側から見られているのだなあと思いました。看護師さんからの説明を聞き、受付の方に対応していただき、葬儀屋さんに世話になりといろいろな方たちが関与して成り立っていることも改めて実感しました。医師の死亡診断書も無いと何も始められないという重要性もよくわかりました。医師にとって患者さんはone of themかも知れませんが、家族にとって身内は唯一であることを認識しなければなりません。今回の経験で改めて襟を正して、日常診療に望むべく決心をしました。
2015.01.26
冬一考
何度も言うように私は寒いのが大変苦手でありまして、それでも学生の頃はブームのせいもあり数回はスキー場に行きましたが、2003年の冬を最後にスキー場には足を踏み込んでいません。つくばに長くいたことが原因かも知れません。最近、東京に来てから冬がそんなに辛くなくなって来たのです。もちろん気温が高いせいもありますが、年をとってくると寒さに耐性が出来て来るのでしょうか。結構、冬の寒さのピリッとした感じがいい感じになっています。まあ、気分が引き締まると言うのでしょうか。まあ、こんな流暢なことを言ってられるのは関東平野に住んでいる人だけで、雪国に住んでおられる方は大変です。開業医の目からすると、大雪の時は患者さんはどうするのだろうかと思います。交通手段がなくなってしまうので、処方箋だけでしたら場合によって届けてもらったりできるかも知れませんが、診察が必要な症状がある場合、医師が往診しなければなりません。そういう状況では医師側も出向くことは危険を伴うため命懸けでしょう。機会があれば実際、どうしているのか現場の医師にお話を伺ってみたいと思います。
2014.12.18
ノーベル平和賞
ノーベル平和賞の記念講演の一部をテレビで拝見しました。マララさんの演説はすごいの一言に尽きます。あの若さでよくこのような文言を思いつくなと思います。人々を説得し、感動を与える、まさに天賦の才とも言うべきものです。彼女は本の大切さを常に訴えています。本により知る権利を得、世界が広がる。教育の大切さを訴えています。彼女の一節に「世界に銃をばらまくことができるなら、なぜ本を配布することができないのか」。世界中の人々はこの質問に答えられません。奇しくも昨日のNHKで最近の若者が本を読まないということを特集で報道していました。2人に1人が本を読まなくなったそうです。文章がコピペになるそうで、自分の意見がかけないそうです。そういえば学位論文がコピペで作製された事件がありました。これらはインターネットの普及による弊害だそうです。私は小さいころから本を読むようにしつけられていたので、そのおかげか文章を書くことはそれほど苦になりません。やっぱり、本は大事なのですね。世界平和を達成するのに今必要なのはインターネットなのでしょうか?
2014.12.11
移転さわぎ
実は今年の5月から移転話がありましたが、良い条件の移転先がなかなか見つかりませんでしたので、移転時期も決められず大変不安定な状態が8月まで続きました。やっと8月の末に候補が見つかり、移転条件の交渉が完了したのですが、11月30日に立ち退きしなければならず、もう時間がありません。建築士さんとデザイナーさんとの事前打ち合わせを5~6回程度して保健所に相談し、ゴーサインがでました。実際、内装工事が始まったのは11月に入ってからでした。あせりと不安の毎日で、何か手落ちがないかといつも考えていました。ようやく11月の最終週で目途が着きましたが、引っ越しを3日で終わらせなければならない状況でした。最初は甘い考えで、3日もあれば十分だと高をくくっていましたが、結構大変で午前様の毎日でした。スタッフを始め、家内も総動員でなんとか12月1日の診療に間に合いました。引っ越し業者さんにも大変お世話になりました。改めて感謝を申し上げます。しばらく落ち着くまで患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。
2014.12.05
エコモマイ
エコモマイとはハワイの言葉で「ようこそ」というような意味です。開院当初から都会のオアシス的クリニックを目指してきましたが、再度初心に還って「エコモマイ」の精神を見直そうと思っています。具体的には内装をエメラルドグリーンをテーマカラーとし、パンフレット、診察券、名刺をお色直しします。12月1日から一新します。患者さんがもっと居心地のいいクリニックにしたいですね。実はまだホームページにアップしていませんが、12月1日に今のところから百数十メートル離れた場所に移転します。スタッフも心機一転で頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
2014.11.20
タイの友人
昨日、タイの友人ドクターと夕食を共にしました。学会で九州に来ていた帰りに、東京に寄ってショッピングなどを楽しんでました。奥さんとお姉さんの3人でした。今回は半日の付き合いでしたが、タイのいろいろな情報を交換することができました。有楽町で会ったのですが、ある店にタイの前の首相のインラック首相の写真が貼ってあったのですが、写真を撮っていたのでまだ人気があるのですかと聞いたところ、今までの首相の中で最も嫌われていたと返事が返ってきました。国民の生の声が聞けた感じですね。日本ではそれほど悪評ではなかった気がします。現在は軍事政権ですが、大変安定しているそうです。旅行も問題ないとのことです。多分、冬に研究の打ち合わせなどでお世話になるので、ちょっと安心しました。エボラも西アフリカからの渡航者は空港で制限をかけているそうです。タイ国内の医療規制も少しづつ緩和されるそうで、今後に期待したいと思います。
2014.11.13
粉雪
今更と思うかも知れませんが、私はこの曲が好きになりました。メロディーが胸に染みわたる感じがして心地好かったのです。ものごとをやり通す人間のひたすらな気持ちを表している感じがします。人生山あり谷ありでもいつかは成就する、そんなストーリーがまぶたに浮かぶメロディーです。何度も何度も聞いても飽きません。でもこの曲は歌詞をみるとラヴストーリーなのですね。最初は気が付きませんでした。人生もラヴストーリーも似たようなものですから。私は仕事で思うように行かない時や反省するときはいつもこの曲を聴いて奮い立たせます。音楽は本当にいいですね。
2014.10.31
神戸の街並み
青のブログには学会のことを書きましたが、神戸の街並みについて感想を述べます。神戸は18年振りに来ました。最近、神戸ではいろいろな事件があったので、内心どうかなと思って訪れました。学会場はポートアイランドでしたので、今話題の理研の研究所や病院のあるところですね。会場はポートピアホテルの周辺でしたが、高層住宅が立ち並び、ぺデストリアンと街路樹の雰囲気がとてもよかったです。街路樹は少し紅葉していて、その下を優雅に犬を散歩させているご婦人がいる風景。歩いている人々もどこか余裕があり、セレブリティを感じます。ポートライナーで三ノ宮に向かいますと、青緑色の六甲の山々が神戸の街の背景となっています。街と港と山は本当に良く似合う組み合わせですね。新神戸駅はこの山側に位置しており、三ノ宮からの道沿いにはお洒落なマンションやレストランが立ち並んでいます。街並みに日本離れしたセンスと歴史を感じました。神戸はお気に入りの街になりました。
2014.10.27
