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    最近の痔治療について

    当院では開院以来、内痔核は切らないでジオン注射により痔核を固める治療を行なっていますが、痔には他にも外痔核や裂肛(いわゆる切れ痔)があり、これらはジオン注射の適応とはなっていません。通常、老舗痔専門病院、あるいはそこで修業した痔専門クリニックに行きますと大きく切除され、多くは数日の入院、あるいは自宅療養を要してしまいます。術後の痛みや出血がみられるからです。当院ではそういう痔の方でも日帰りで痛みの少ない治療法を考案して行っています。切除は必要最小限にするため局所の麻酔で済み、傷は開放せず縫合します。従って、術後の痛みが少なく、出血もしないので日帰りができ、かつ翌日から仕事も可能となります。他所で入院が必要だとか、全身麻酔や半身麻酔をしますと言われた方は、是非、当院でセカンドオピニオンを聞いてみてください。

    2015.10.27

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    ヒトの役に立つ研究

    今年も昨年に続いて、ノーベル賞受賞で日本中が沸いています。医学・生理学賞を受賞された大村先生は「人の役に立つ研究」を心掛けていたそうです。彼は、実験のほとんどが失敗で、たまに驚くほどうまく成功するのがたまらなく楽しいと言ってました。確かに基礎研究というのは結果がでるまで試行錯誤や無駄が多いと思いますが、それを諦めずに真理を追究し続ける精神力がすごいです。私も純粋な基礎研究とまではいかないまでも、気の遠くなるような数の検体を用いて結果を導き出す研究をしていましたが、タフでなければできません。更にそれをやり続けるという精神的余裕や経済的余裕も持ち合わせてなければなりません。研究費も必要です。昨今は研究費も財政難で潤沢にあるとはいえない環境で、このような地道な研究を続けることは大変なことです。アメリカなどでは事業で成功された方が基礎研究に莫大な投資をして、研究を支えています。日本ももっと社会全体で支えて行かないと、ノーベル賞級の研究者が日本から輩出されなくなってしまうかも知れません。コツコツと努力してきた日本人研究者がノーベル賞を受賞しました。おめでとうございます。

    2015.10.08

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    秋祭り

    今年のお彼岸はシルバーウィークの4連休となり、あちらこちらでお祭りが催されています。ここ芝も例年の神輿を神明様に奉納する祭りが行われました。私も町内会の一員としてほぼ毎年参加させていただいていますが、今年も好天に恵まれ暑い日でした。自称、雨男でさえこの祭りにはかないません。今年はやっとハッピの下に着るものをゲットしてそれらしく見えるようになりましたが、いかんせん足袋を安物で済ませたため、足が痛くてひどい目にあいました。それでも、地元の方々と親睦を深めることができましたし、以前、当クリニックに罹られていた患者さんに久し振りに会ったりして、一年に一回、一同に会する祭りならではと思いました。江戸の風情が残るこの界隈は、私にとって地域とは何かを教えてくれるところです。やっぱり地元あっての医療ですから。

    2015.09.21

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    台風18号

    今、台風18号の被害が甚大です。特に茨城県は鬼怒川が決壊し、多くの行方不明者が出ております。茨城県常総市の被害が報道されていますが、常総市には昔の石下町があり、新石下の辺りの被害がひどいようです。実は、ここに「常総メディカル」というクリニックがあり、院長先生が筑波大学で消化器外科の講師をされていた関係で、よくお手伝いに行っていたのです。ニュースの映像を見ると、どうも近くまで浸水しているようで、どうなっているか大変心配になりました。連絡を取れば良いのですが、米国留学から帰国して以降、現教授から筑波大学消化器外科関係者とは一切コンタクトを取らないよう釘を刺されておりまして、できないのが現状です。大変お世話になった先生で、ずっとご無沙汰しており無礼をしておりました。何事も無ければいいのですが、状況がわからないのはもどかしい限りです。とにかく、皆様がご無事であることを祈るばかりです。

    2015.09.11

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    夕立

    今日の港区の午後3時前は雷が鳴って、突然の夕立に襲われました。私は芝税務署に用事があって、ちょっと外出していたのですが、帰り道の途中でぴかっとひかり、瞬く間に豪雨となりました(cats and dogsとでもいえるような)。診療10分前で、芝小学校のガード下に捕まりました。下校途中の小学生も数名いましたが、親御さんが迎えに来たり、雨の中を突進したり、待つものもいました。すると、小学校の用土さんが出てきまして、傘のいる人と呼びかけてくれたので、ためらわずお借りして帰ってきました。今どき、大変珍しい光景に出くわしたものだなあ。都会の中で、安堵と人の優しさとを感じた瞬間でした。私のクリニックも受診された患者さんやご家族の方に、同じようにホッとするような優しさと安堵感を感じていただいていけるようにしていきたいと思います。おじさん(もしかして同い年かも)、ありがとう。

    2015.09.04

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    オクラのピクルス

    ピクルスを初めて食べたのはハンバーガーの付け合せで、とても酸っぱいミニきゅうりだったのを覚えています。それ以来、ピクルスといえばミニきゅうりのイメージしかありませんでした。アメリカ、といってもテキサスですが、留学した時にスーパーで驚いたのはいろいろな種類のピクルスがあったことでした。カリフラワーやヤングコーン、キャロット、チリなどです。今ではそれらは日本でも見かけますが、ほとんど見かけないのがオクラでした。オクラの酢漬けなんておいしいのかなと思い食べたところ、意外にもしゃきしゃきした食感でおいしかったのです。それからは病みつきになり食べていましたが、日本に帰ってきてからいくら探してもないのです。ずっと、あきらめていたのですが、最近はピクルスの素が簡単に手に入るようになり、早速作ってみたところ(作ったのは家内ですが)、激ウマなのです。なんでこんなことに早く気が付かなかったのかと後悔しましたが、大変おいしいので皆さんも試してみられたらいかがでしょうか。オクラにはβカロチン(ビタミンA)が豊富ですので、白血球の少ない方にお勧めです。

    2015.08.28

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    お金の価値とサービスの質

    先週一杯お休みをいただきまして、お陰様でリセットできました。今週から心機一転頑張りますので宜しくお願いします。さて、ここのところ、円安が恒常化してきて物価高となっております。しかし、景気はと申しますとあまり良くなっていないのが現状ですね。お金の価値は下がってくると、物価は徐々に上がってくるのでしょうが、それほど急激な変化はありません。物価の上昇に伴いサービスの金額も徐々に上がってきますが、これもタイムラグがあります。例えば数年前、1ドルが70円台でしたが、現在は120円ぐらいで1.71倍ドル高になっております。では物価が1.7倍になったかといいますと、なってはいません。サービス料も別に1.7倍になってはいません。その国の100円や1ドルの価値はそんなに急激には変わらないでしょう。ということは、1ドルが70円の時と120円の時ではサービスの内容は変わっていないので、実質、質が相対的に良くなっていることだと思います。物の品質も変わりがなければ相対的に質が良くなっていることになります。ですから、外国にとっては日本製の物やサービスが安くなったと思われがちですが、むしろ質のよい日本の物が更に高い質を得たと思って欲しいですね。逆に、外国の方は自国のものの質やサービスの価値が日本から見ると上がったのではなく、下がったとみなすべきでしょうね。私の言っていることは変かも知れませんが、外国を旅していて数年前と同じものが日本円で高くなっているのをみると、そういう風に感じたのでした。

    2015.08.17

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    ひきだし

    北野たけしさんのインタヴュー記事を最近読みました。「ビートたけし」の芸名でお笑いをしていたイメージが強烈にあるのですが、現在は映画監督もし、画家でもありと多才な活動をしているのは周知のことです。彼はいろいろな分野に手を出して、どれひとつとっても深く極めたものはないけれども、ひきだしの数が多い奴がいても悪くはないんじゃないかという気持ちでやっているようなことを言ってました。どれをとっても我々凡人にとっては極めていると思うのですが、ひきだしの数が自然に増えるのがその人の能力にほかなりません。こういった能力は日頃の精進で形成されるのではないでしょうか。浅く広くではなくて、深く広くも追及する姿勢は大事かなと感じました。自分も診療のひきだしの数を増やすことが自身の臨床センスを磨き、能力を高めていくことに繋がると信じて励んでいます。

    2015.08.07

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    土曜の牛

    今年も土用の丑の日になりました。ここ芝には2軒ほどうなぎが食べれるお店があります。まだ一度も行ったことがないです。最近また値上がりしているということで、高嶺の花ですね。ビタミンEが豊富なので、疲労回復にいいとされています。まさにこの時期に食べるものなのですね。今、近畿大学ではうなぎの代わりになまずを代用できないかと研究をしているそうです。餌を工夫するとうなぎと同じような食感、味になるそうです。しかし、見た目までは変わらないようで、ちょっと難しいかなと思います。なまずは良くタイとかラオスで食べる機会があって、クリスピーかボイルドで薬味を沢山つけて召し上がります。くさみがややありますが、おいしかった記憶があります。テキサスにいた時もキャットフィッシュ専門店がありました(行きませんでしたが)。とりあえず、普通にたたくと「土曜の牛」になってしまうので、週末はステーキで夏バテ解消と行きます。

    2015.07.24

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    古巣訪問

    昨日の日曜日に以前勤めていた病院に、研修を兼ねて訪問してきました。3年振りでした。3年前にいたスタッフも結構残っており、懐かしい想いが込み上げてきました。皆、心温かく迎えていただき、本当に感謝します。いろいろ苦労したことが受け継がれているのを感じ、短い間の常勤でしたが一生懸命やっていてよかったなと思います。その頃は研究も臨床も両立することが目標だったので、病院にあまり迷惑をかけたくなかったですし、散々スタッフの方々には迷惑をかけてしまっていたので、正直申し訳なかったのですが、皆の笑顔に救われる気がしました。今でも、いい病院だと思ってますし、更に発展、進化していくことを願って止みません。やっぱり、古巣にいつでも行けるっていいですね。ありがとうございます。

    2015.07.13

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