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    N-NOSE検査を受けてみて

    当院で実施しているN-NOSE早期がんスクリーニングテストを私も受けてみました。15種の方でしたが、判定はCでした。A~Cは半年から1年の間隔で定期検査を行うことが推奨されています。私はお正月前にもう一度受けます。Cまではがんのリスクはほとんど変わらないぐらいですが、Dになると格段に跳ね上がります。D以上が出た方は、DWIBS全身MRI検査と肺CT検査を受けて頂きます。消化器系の精査も当院で可能です。場合によっては、その後協力総合病院にて精査を受けていただきます。特に膵臓系は診断が困難なため、紹介させていただきます。保険診療の範囲内でできるものとできないものがあり、スタッフに相談いただいております。因みに尿中マイクロRNAがんスクリーニングテストというものもありますが、今のところ、N-NOSE検査の方が、データ数が多く論文も多く出されていますが、データが更にアップデイトされれば、将来的には当院も考慮していきたいと考えております。

    2024.06.13

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    日本における変形性股関節症と再生医療

    変形性股関節症とは何らかの原因で股関節の内側の軟骨がいたみ、すり減ってしまう病気をいいます。最初は立ち上がりや歩き始めに足の付け根が痛い、長時間の立ち仕事で重だるい痛みを感じるようになり、進行すると痛みは股関節だけではなく太ももや臀部、膝に感じるようになります。股関節周囲の筋肉が硬くこわばって、関節の可動域が狭くなってくるので、「靴下がはきにくくなった」「足の爪が切りにくくなった」「あぐらがかきにくくなった」などの症状が出てきます。可動域が狭くなるので、左右に揺れて歩くというのもこの病気の特徴です。 発症年齢は40〜50歳代の女性に多く、男性の7倍ともいわれています。変形性股関節症の有病率(病気をしている人の人口に対する割合)は、1.0~4.3%と言われており、これを国内の人口で換算すると、およそ120万~540万人にも上ります。原因の多くは小児期の先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全(股関節の骨盤側の受け皿が浅い)の後遺症として発症しますが(二次性変形性股関節症)、小児期に自覚症状がないまま、高齢成人になってから発症する場合もあります。それに対し、加齢や超過した体重により関節軟骨が少しずつ減少して発症する一次性変形性股関節症が約1割あるとされています。 変形性股関節症はX線所見により重症度が4段階に分類されます。軽症例は保存的治療(免荷、リハビリなど)で、重症例は手術的治療の対象となりますが、中等症に対しては今まで、薬物療法が主となってきました。しかし、薬の副作用や耐性の問題で長期間治療が続けられない方たちは、止む無く手術的治療を選択せざるを得ませんでした。 3年前、変形性股関節症にもヒアルロン酸注射が認められるようになり、消炎鎮痛剤と混合した注射製剤も開発されましたが、アナフィラキシーショックの副作用の問題があり、普及していないのが現状です。そこで、変形性膝関節症で行われていた再生医療であるPRP療法やPFC-FD療法が変形性股関節症にも応用され、一定の効果が報告されるようになりました。これらの再生医療は自己の血液を元に作製されるもので、その安全性は確約済みのものですので、安心して治療が受けられるのが最大のメリットです。 当院では令和6年の6月より、股関節の患者さんにもPFC-FD療法を実施する体制を整えました。当面の適応条件として①CE角が15度以上、②円靭帯の部分断裂が無い、③関節唇が肥大していないことを満たした患者さんで施術しております。適応判断のため、X線とMRI検査は必須としております。しっかりと施術前検査を行い評価し、適切な医療を患者さんに提供することを意識して診療しております。 治療法はPFC-FDが2回分作製されますので、1回目の注射をしてから2週間ぐらいしてから、2回目の注射を行います。その後1週間してから、リハビリテーションを3か月から6か月継続します。その後、MRI検査により治療効果を検証します。様々な不安や疑問に対応するよう、準備しておりますので、どうぞ、いつでも気楽にご相談ください。  PFC-FD治療を受けられた変形性股関節症の方の自分でできるリハビリーション(股関節を鍛える運動・ストテレッチ) 変形性股関節症のPFC-FD治療後の筋肉トレーニングをご紹介します。まず、急な筋肉トレーニングはかえって関節や筋肉を痛める原因となりますので、必ず先にストレッチを行ってほぐしてから、筋肉トレーニングをするようにしましょう。また、過度に負荷をかけることは、治療後経過を悪化させる危険性があります。ストレッチや筋トレは痛くない範囲で行い、股関節の痛みが強いときは無理に行わないように注意しましょう。セルフケア中に痛みなど症状が現れたり悪化したりするときは、すぐに中止して、速やかに当院の診察を受けるようにしてください。   股関節の動きをよくするストレッチ 太もも前面を伸ばすストレッチ(左右30秒×3セット) ① 壁に正面を向けて立つ ② 片手で壁に手をついて、体を支える ③ 反対側の足を曲げて、足首を持つ 股関節とお尻を伸ばすストレッチ(左右30秒×3セット) ① 仰向けに寝る ②  片ひざを抱え胸の方に引き寄せる   太ももの内側を伸ばすストレッチ(30秒×3回) ① 足を開いて座り(開脚)、手はそれぞれ太ももの上に乗せる(※手を体の前に出しても可) ② 手をつま先の方に滑らせるようにして、上半身を前に倒す 股関節周辺の筋肉トレーニング 太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えるトレーニング(左右10回×3セット) ① 仰向けに寝て、両膝を直角になるように曲げる ② 片膝だけ伸ばして、上に上げられるところまでゆっくりと上げて、8秒静止する ③ ゆっくりと足を下ろす ※イスに座って行っても良い   お尻と太もも裏(ハムストリングス)を鍛えるトレーニング(10回×3セット) ① 仰向けに寝て、足を肩幅に広げて、膝を立てる(手は体の横に置く) ② ゆっくりと腰を床から上げ、上げられるところまで上げたら8秒静止する ※息を止めると血圧が上がりやすいので、普通に呼吸をしながら行いましょう! ③ ゆっくりと腰を下ろす   お尻の横の筋肉(中殿筋)を鍛えるトレーニング(10回×3セット) ① 床に肩幅程度足を拡げて立つ ② 足首の上で運動用のゴムバンド(なければ、ベルトで代用可)を少し緩めに(少し遊びがあるように)巻く ③ 足を左右同時に外側へ開く ④ 開けるところまで開いたら、8秒静止 ⑤ ゆっくりと足を閉じる

    2024.06.10

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